片脚立ちが不安定なとき
靴下を履くときに壁に手をつきたくなる、暗い場所で歩くのが不安。
そんな経験はありませんか。
身体のバランスを保つには、脚や体幹の筋力だけでなく、目から見る周囲の情報、内耳の前庭器官が感じる頭の動き、足裏や関節が伝える身体の位置情報などを脳が組み合わせています。
そのため、視界が暗い、床が不安定、足の感覚が変化しているなど、環境や体調によっても立ちやすさは変わります。
片脚で何秒立てるかだけで、転倒の危険や健康状態を判定することはできません。
転倒予防には、筋力・バランス運動に加え、履物、照明、段差、薬の影響など複数の要素を見る必要があります。
WHOは高齢者に、筋力強化に加えてバランスや協調性を重視する運動も取り入れるよう勧めています。
ただし転倒歴やめまいがある場合は、自己流で不安定な運動を始めず、専門家に相談しましょう。
支えのそばで確かめる
安定した台やキッチンカウンターの横に立ち、両手を添えたまま、片足に少し体重を移してみます。
浮かせる必要はありません。
目を閉じたり支えを外したりせず、左右で違いがあるかだけを感じます。
ふらつきが強ければすぐ両足に戻ります。
バランスは練習で変化しうる能力です。
安全な支えを使い、自分に合う段階から始めましょう。
体験レッスンで現在の動きを一緒に確認できます。
家の中では、床の物を片づける、夜間の照明を確保する、滑りにくい履物を選ぶといった環境の工夫も助けになります。
ふらつきが最近急に強くなった場合や、転倒した後に痛みがある場合は、専門家に相談してください。
参考資料
この記事は一般向けの情報です。運動中に痛み、めまい、しびれ、胸痛、強い息切れなどが出た場合は中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
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