歩くことが少し億劫になったら
以前より駅の階段がつらい、買い物の帰りに休みたくなる。
こうした変化には、脚の筋力だけでなく、息切れしにくさ、バランス、関節の動き、睡眠や体調などさまざまな要素が関わります。
歩行は複数の能力を使う全身運動です。
将来も歩ける身体を考えるとき、散歩だけ、筋トレだけに絞る必要はありません。
歩くなどの有酸素活動で持久力を保ち、椅子からの立ち座りなどで脚の力を使い、支えのそばでバランスを練習する。
目的の異なる刺激を組み合わせることが実用的です。
WHOは成人に週150〜300分の中強度の有酸素活動を勧め、高齢者には筋力強化とバランス・協調性を重視する活動も推奨しています。
これは健康づくりの目安で、いきなり達成しなければならないノルマではありません。
体力や持病に合わせて段階を踏みます。
立ち座りを3回
安定した椅子を壁につけ、必要なら肘掛けを使い、ゆっくり立って座る動きを3回行ってみます。
息を止めず、膝や腰に痛みが出ない範囲で。
ふらつき、胸の痛み、強い息切れがあれば中止し、医療機関に相談してください。
「歩くための運動」は、歩く練習だけではありません。
暮らしで必要な動きを少しずつ保つことが、続けやすい土台になります。
体験レッスンでは歩行や立ち座りも確認できます。
歩く時間は、体調や天候に合わせて数分ずつに分けても構いません。
歩きやすい靴を選び、息が上がりすぎない速さから始めます。
普段より急に歩けなくなった、胸の痛みや強い息切れがあるときは運動を中止してください。
参考資料
この記事は一般向けの情報です。運動中に痛み、めまい、しびれ、胸痛、強い息切れなどが出た場合は中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
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