床に手が届かなくなった
前屈で床に手が届かないと、「年齢のせいで身体が硬くなった」と思うかもしれません。
けれど前屈の結果は、腰や股関節、太もも裏の動き、腕や脚の長さ、動作への慣れなどにも左右されます。
一つの動きだけで全身の柔軟性を決めることはできません。
柔軟性とは、関節を動かせる範囲のことです。
関節を囲む筋肉や腱、関節の構造、神経系の反応、痛みへの不安、普段の活動量などが関係します。
年齢による変化はあり得ますが、個人差も大きく、「もう改善しない」と決めつける必要はありません。
ストレッチは可動域を広げる方法の一つです。
また負荷を適切に調整した筋力トレーニングでも、関節を動かす範囲が広がることがあります。
どちらか一方でなく、目的に応じて組み合わせられます。
急に強く伸ばす必要はありません。
椅子で太もも裏を感じる
椅子に座り、片足のかかとを少し前に置きます。
背中を丸めず、股関節から上体をわずかに前へ傾け、太もも裏が心地よく伸びる位置で呼吸を続けます。
痛みやしびれが出るほど伸ばさず、左右差を観察します。
届く距離を競うより、楽に動ける範囲が少しずつ広がることを目指しましょう。
体験レッスンでは、硬さの背景を動きから確かめられます。
伸ばしている場所に心地よい張りを感じる程度で十分です。
反動をつけたり、息を止めて痛みを我慢したりする必要はありません。
動かしやすさは一日の中でも変わるため、同じ時刻、同じ条件で比べると小さな変化に気づきやすくなります。
参考資料
この記事は一般向けの情報です。運動中に痛み、めまい、しびれ、胸痛、強い息切れなどが出た場合は中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
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