WELLNESS COLUMN · 09

40代・50代からの筋力づくり。今からでも遅くない?

筋力トレーニングは中高年からでも筋力や身体機能の向上が期待できます。年齢や経験に合わせて負荷を調整します。

セラバンドを使い、肘を後ろへ引く動きをする50歳前後の女性のイラスト。

今さら鍛えても変わらない?

「筋肉は若いうちに鍛えないと増えない」と思っていませんか。
筋肉や筋力は年齢とともに変化しますが、適切な筋力トレーニングに身体が反応することは、さまざまな年齢層で確認されています。
立ち上がる、荷物を持つ、階段を上るといった生活動作にも筋力は関わります。

筋トレの目的は筋肉を大きくすることだけではありません。
力を出しやすくする、動作を安定させる、日常生活を続ける力を保つなど、目標は人によって異なります。
負荷は重い器具を使うことだけで調整するものではありません。
回数、動作の速さ、支えの有無、運動範囲を変える方法もあります。

骨に対しても、筋肉が力を発揮する運動や体重を支える活動は刺激になります。
ただし骨密度の変化は運動だけで決まらず、食事、病歴、薬、ホルモン状態なども関係します。
骨粗しょう症や関節の症状がある人は、医療者と相談したうえで安全な方法を選びましょう。

まずは壁を押す

両手を壁につき、ゆっくり5回押します。
肩をすくめず、呼吸を続けられる負荷にします。
慣れたら壁から足を少し離すなど調整できます。
痛みが出る場合は中止してください。

始める時期に遅すぎることはありません。
小さくても続けられる負荷から始め、動きの変化を確かめましょう。
体験レッスンでは今の体力に合わせた方法をご提案します。

筋肉痛が強く残るほど頑張る必要はありません。
運動の翌日に軽い疲れを感じることはありますが、関節の鋭い痛みや体調不良があれば休み、負荷を調整します。
継続しやすい方法を選ぶことも、トレーニングの大切な要素です。

NEXT STEP

自分に合う動き方を、一緒に。

体験レッスンでは、今の身体の状態やご希望を伺い、無理のない運動を考えます。

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参考資料

  1. Fragala MS, et al. 2019. Resistance Training for Older Adults: Position Statement From the NSCA.
  2. American College of Sports Medicine. 2026. Resistance Training Prescription for Muscle Function, Hypertrophy, and Physical Performance in Healthy Adults.
  3. Liu CJ, Latham NK. 2009. Progressive resistance strength training for improving physical function in older adults.

この記事は一般向けの情報です。運動中に痛み、めまい、しびれ、胸痛、強い息切れなどが出た場合は中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。

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