今さら鍛えても変わらない?
「筋肉は若いうちに鍛えないと増えない」と思っていませんか。
筋肉や筋力は年齢とともに変化しますが、適切な筋力トレーニングに身体が反応することは、さまざまな年齢層で確認されています。
立ち上がる、荷物を持つ、階段を上るといった生活動作にも筋力は関わります。
筋トレの目的は筋肉を大きくすることだけではありません。
力を出しやすくする、動作を安定させる、日常生活を続ける力を保つなど、目標は人によって異なります。
負荷は重い器具を使うことだけで調整するものではありません。
回数、動作の速さ、支えの有無、運動範囲を変える方法もあります。
骨に対しても、筋肉が力を発揮する運動や体重を支える活動は刺激になります。
ただし骨密度の変化は運動だけで決まらず、食事、病歴、薬、ホルモン状態なども関係します。
骨粗しょう症や関節の症状がある人は、医療者と相談したうえで安全な方法を選びましょう。
まずは壁を押す
両手を壁につき、ゆっくり5回押します。
肩をすくめず、呼吸を続けられる負荷にします。
慣れたら壁から足を少し離すなど調整できます。
痛みが出る場合は中止してください。
始める時期に遅すぎることはありません。
小さくても続けられる負荷から始め、動きの変化を確かめましょう。
体験レッスンでは今の体力に合わせた方法をご提案します。
筋肉痛が強く残るほど頑張る必要はありません。
運動の翌日に軽い疲れを感じることはありますが、関節の鋭い痛みや体調不良があれば休み、負荷を調整します。
継続しやすい方法を選ぶことも、トレーニングの大切な要素です。
参考資料
- Fragala MS, et al. 2019. Resistance Training for Older Adults: Position Statement From the NSCA.
- American College of Sports Medicine. 2026. Resistance Training Prescription for Muscle Function, Hypertrophy, and Physical Performance in Healthy Adults.
- Liu CJ, Latham NK. 2009. Progressive resistance strength training for improving physical function in older adults.
この記事は一般向けの情報です。運動中に痛み、めまい、しびれ、胸痛、強い息切れなどが出た場合は中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
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