疲れやすさや眠りの変化を感じたら
更年期の時期には、女性ホルモンの変化に伴い、ほてりや発汗、睡眠の変化、気分の揺れなどを経験する人がいます。
筋肉や骨、脂肪のつき方も年齢や生活習慣とともに変化します。
ただし変化の出方や強さには幅があり、同じ年齢でも体験は異なります。
筋力トレーニングや歩行などの運動は、筋力や身体機能を保ち、骨の健康を支える選択肢の一つです。
閉経後女性を対象にした研究でも、筋力トレーニングによる体力向上が報告されています。
一方、骨密度への効果の程度は研究や運動方法によって異なります。
運動でホットフラッシュや睡眠の問題が確実に解消するとは言えません。
症状が生活に大きく影響する場合や、強い疲労・気分の落ち込みが続く場合は、我慢せず婦人科などで相談しましょう。
治療や支援には複数の選択肢があります。
心地よい強さから
椅子からの立ち座りや短い散歩などを、話しながら続けられる程度の強さで始めます。
運動中の胸痛、強い息切れ、めまい、異常な痛みがあれば中止します。
骨粗しょう症、持病、治療中の症状に応じて、運動の種類を調整してください。
更年期以降の身体づくりは、体重や見た目だけのためではありません。
日々の生活を自分らしく続けるための力を、無理なく育てていきましょう。
体験レッスンでは今の体調に合わせて相談できます。
睡眠不足やほてりがある日は、運動時間を短くしたり、涼しい時間帯に移したりして構いません。
体調を記録しておくと、症状や活動量の傾向を医療者へ伝える手がかりにもなります。
運動は医療的な相談と並行して取り入れられます。
参考資料
- International Menopause Society. 2026. IMS Recommendations and key messages on women’s midlife health and menopause.
- Daley A, et al. 2024. The impact of physical activity and exercise interventions on symptoms for women experiencing menopause: overview of reviews.
- Rodrigues-Krause J, et al. 2024. Resistance training effects on healthy postmenopausal women: a systematic review with meta-analysis.
この記事は一般向けの情報です。運動中に痛み、めまい、しびれ、胸痛、強い息切れなどが出た場合は中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
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