WELLNESS COLUMN · 08

腰が疲れやすい人は、股関節がうまく動いていない?

腰・骨盤・股関節は動作の中で連携します。腰の疲れや痛みを股関節だけの問題と決めつけず、全身と生活背景を見ます。

椅子に手を添え、膝をゆるめてお尻を後ろへ引く女性のイラスト。

前かがみで腰が気になる

床の物を拾うとき、洗面台で顔を洗うとき、腰ばかり疲れると感じることはありませんか。
前かがみでは腰椎だけでなく、骨盤と股関節も一緒に動きます。
股関節から折りたたむ動きが小さいと、腰や膝の動き方が変わる場合があります。

ただし、「股関節が硬いから腰痛」と原因を一つに決めることはできません。
腰の痛みには、身体の状態だけでなく、睡眠、気分、仕事や家事の負担、過去の痛みなども関係します。
また、痛みがある人の動きには違いが見られることがありますが、それが痛みの原因なのか結果なのかは人によって異なります。

腰を守るために腰をまったく動かさない、という考え方も現実的ではありません。
腰や骨盤、股関節を無理のない範囲で動かし、必要な力をつけていくことが大切です。
動きやすい方法は一人ひとり違います。

椅子で小さく股関節を曲げる

椅子の背に手を添えて立ち、膝を少しゆるめます。
背中を丸めたり反らせたりしすぎず、お尻を後ろへ引いて上体を少し前へ倒し、戻ります。
3回ほど小さく行い、腰や股関節の感覚を確認します。
痛みが強まる場合は中止します。

腰の疲れには、動かし方だけでなく休息や日常の負担も関わります。
体験レッスンでは腰だけを見ず、股関節や全身の動きを確かめます。

動作がつらい日は、床から物を拾う代わりに台へ置く、荷物を小分けにするなど、環境や手順を変える方法もあります。
腰痛が長引く、脚のしびれや力の入りにくさを伴う場合は、自己判断で運動を続けず医療機関に相談しましょう。

NEXT STEP

自分に合う動き方を、一緒に。

体験レッスンでは、今の身体の状態やご希望を伺い、無理のない運動を考えます。

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参考資料

  1. George SZ, et al. 2021. Interventions for the Management of Acute and Chronic Low Back Pain: Revision 2021.
  2. Shum GLK, et al. 2005. Effect of low back pain on the kinematics and joint coordination of the lumbar spine and hip during sit-to-stand and stand-to-sit.
  3. Hartvigsen J, et al. 2018. What low back pain is and why we need to pay attention.

この記事は一般向けの情報です。運動中に痛み、めまい、しびれ、胸痛、強い息切れなどが出た場合は中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。

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