「昔と体重はほとんど同じなのに、お腹まわりが気になる」「以前の服が何となく似合わなくなった」。
40代・50代になると、そんな変化を感じる女性が少なくありません。
実は、体重が同じでも、身体の中身や姿勢が変わることで、見た目の印象は変わってきます。
体重だけではわからない、身体の変化
私たちの身体は、筋肉、脂肪、骨、水分などでできています。
その割合は、年齢や運動習慣によって少しずつ変わります。
- 筋肉の変化:運動不足や加齢によって筋肉量が減ると、体重が同じでも身体の輪郭が変わることがあります。
- 脂肪のつき方:女性は閉経前後に、脂肪がお腹まわりにつきやすくなる傾向があります。
- 姿勢の変化:背中が丸くなったり、骨盤の傾きが変わったりすると、お腹が前に出て見えることがあります。
つまり、体重計の数字だけでは、今の身体の状態を十分に知ることはできないのです。
筋肉は、身体のラインをつくる大切な存在
筋肉には、身体を動かすだけでなく、姿勢を支え、身体の輪郭を形づくる役割もあります。
例えば、お尻の筋肉は立ち上がるときや歩くときに働き、骨盤を支えています。
背中や肩まわりの筋肉も、上半身の姿勢に関わっています。
こうした筋肉を適切に鍛えることは、動きやすさだけでなく、すっきりとした姿勢や身体のラインづくりにもつながります。
かんたんチェック:体重以外の変化を振り返る

最近、次のような変化はありませんか。
- 体重は同じなのに、ウエストまわりがきつくなった
- お尻や太ももの形が以前と変わった
- 横から写真を見ると、お腹や頭が前に出ている
- 階段や立ち上がりが以前より少し大変になった
こうした変化は、筋肉の状態や脂肪のつき方、姿勢を見直すきっかけになります。
おすすめの筋トレ:椅子からの立ち上がり

- 安定した椅子に座り、足を腰幅程度に開きます。
- 足の裏で床を押し、お尻と太ももの力を使って立ち上がります。
- ゆっくり座り直します。まずは8〜10回を目安に行いましょう。
慣れてきたら、手を使わずに立ち上がったり、動きをゆっくりにしたりして負荷を調整できます。
意識の持ち方
身体づくりは、必ずしも体重を減らすことではありません。
筋肉を保ち、姿勢を整え、日常の動作を楽にしていくことも、大切な身体づくりです。
「何キロになったか」だけでなく、「以前より身体を動かしやすくなったか」にも目を向けてみましょう。
本コラムは一般的な情報の提供を目的としています。持病のある方、治療中の方、痛みや強い症状がある方は、運動を始める前に医師にご相談ください。運動中に痛みや気分の悪さを感じたら、すぐに中止してください。
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